鬼崎漁業協同組合の漁業に関しての紹介ページ。鬼崎漁業協同組合といえば鬼崎のり。豊富な栄養に恵まれ、美味しい海苔を作っています。県内でも有数の海苔産地です。
漁業
鬼崎漁業協同組合
愛知県常滑市は、知多半島西海岸中央部に位置し、伊勢湾に16㎞の海岸を有しています。
この恵まれた条件のなか、市には3漁業協同組合(鬼崎、常滑、小鈴谷)があり、鬼崎漁業協同組合は3漁業協同組合のなかで1番大きな漁業協同組合です。
鬼崎漁業協同組合は、伊勢湾沿岸部を中心に漁船漁業を営んでおり、水揚げ全体の82%が海苔養殖でしめており、残り18%が漁船漁業となっています。
漁船漁業では小型底引網業、刺し網業を通年操業している人もいますが、海苔養殖と漁船漁業を兼業している人は、海苔養殖シーズンに入る8月下旬より4月中旬まで海苔養殖、4月下旬より8月中旬まで漁船漁業をおこないます。
海苔養殖
海苔養殖は、木曽三川よりの真水と海水がうまく調和ができ、品質及び味等において優れた製品が生産されています。生産量においても毎年、愛知県内で1位、2位を争っている組合であります。
海苔といえば、鬼崎
自然の恵みをいっぱい受けた漁場で、昔から美味しい海苔を作っており、県内でもトップクラスの海苔生産地です。
地元でとれる魚介類
冬場の海苔養殖が主な柱ですが、伊勢湾の自然豊な漁場で、夏場などには様々な漁法で魚介類を採っています。
小型底引網漁業(こがたそこびきあみぎょぎょう)
機械で網を引く漁業。
シャコエビ、アナゴ、カニ、カレイ、車エビ、ヨシエビ、タコ、その他。
源式網漁業(げんしきあみぎょぎょう)
潮流を利用する漁業。
車エビ、カニ、コノシロ、キス、アイナメ、アナゴ、赤エビ、その他。
刺し網漁業(さしあみぎょぎょう)
細い糸で造った網を利用する漁業。
カレイ、スズキ、キス、クロダイ、カニ、コノシロ、アイナメ、その他。
貝桁漁業(かいけたぎょぎょう)
水流噴射ポンプ漁業、水圧を利用した漁業。
アサリ、バカガイ、トリカイ、その他の貝類。
篭網漁業(かごあみぎょぎょう)
カニ、アナゴ、タコ、その他。
一本釣漁業(いっぽんつりぎょぎょう)
スズキ、アイナメ、クロダイ、カサゴ、メバル、その他。
定置網漁業(ていちあみぎょぎょう)
スズキ、ボラ、コノシロ、カレイ、エイ、その他。
潜水器漁業(せんすいきぎょぎょう)
最近では、若手を中心に潜水器漁業でタイラギを獲っています。
タイラギ
鬼崎漁業協同組合